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2010年5月18日 (火)

ベネツィア再訪(3)

 今回初めてゴンドラに乗った。前回の訪問ではなぜか乗らなかったのだが、今回はいろいろ調べて40分で1艘80ユーロというのが相場とわかり、だいたいこの程度だと妥結して乗ろうと心積もりしてベネツィアに向かった。

 午前中に日本の旅行代理店が運営するウォーキングツアーに参加して、バールでパニーニ(サンドイッチ)の昼食を取り一通り観光を終えたあと、友人とゴンドラに乗ることに決定。まずはサンマルコ広場の正面にいるゴンドリエーレ(ゴンドラの漕ぎ手)に交渉してみる。
 だが1時間半で150ユーロと高い。ゴンドリエーレは「大運河だけでなく本島の周りの外洋もまわるし、いろんな観光名所に行かないと意味ないでしょ」という。確かにそれはそうなのだが、いかんせん150ユーロは高い。交渉は決裂し、私はきびすを返した。

 しかし、その光景を見て別のゴンドリエーレが交渉をしかけてくる。でも1艘で40分100ユーロとまだ高い。ここでいつもやっているサッカーチケットのダフ屋との交渉技術が生きる(笑)。「これは供給過剰だから無理して妥結する必要はないな」と内心考え、ここでもお断りをするとそのゴンドリエーレは肩をすくめた。

 そのあとちょっと歩くと3人目のゴンドリエーレが寄ってきた。彼は40分で1艘80ユーロとまぁ市場の平均金額をオファーしてきてくれた。「まぁこの辺で妥結するかな。これ以上安くなるとまた安全面や別料金とか難癖をつけるなどということもありえるかもしれん」ということでこの人に決定。ただし、自分は現金の手持ちが少なかったので、「途中でATMのあるところで止めてくれないか」というと彼は「もちろん」ということで了解してくれた。

 早速ゴンドラに乗り込む。ゴンドラはだいたい6人まで乗ることができるので、ツアーなどだと6人フルに詰め込むケースも多いのだが、今回は2人で貸切。バポレット(水上バス)が入ることのできない細い運河に入り、洗濯物が窓に翻り美しい花々で覆われたバルコニーを楽しみながら40分のゴンドラクルーズはあっという間に終わった。無論ATMのあるところで船を止めてもらって上陸しお金を下ろせたのは言うまでもない。天気もよかったので最高の雰囲気のゴンドラクルーズだった。

 その後アカデミア美術館を回ったりしたのだが、どこでも街を歩いている観光客に向かって営業活動に励むゴンドリエーレは非常に多い。上でも申しあげたとおり、かなりの供給過剰のようなので、読者の皆様がベネツィアに行ってゴンドラクルーズを楽しまれる場合はしっかり交渉されることをお勧めする(^_^;)。
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